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ボディメンテナンスウェア
試験データ概要


 令和4年10 月11日の厚生労働省の通知『「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律~(中略)~の施行について」等の改正について』によって、遠赤外線として放出する機能を持ち、血行改善による疲労回復等を行う目的で使用する衣類形状の一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」が新たに追加されました。

 この改正を受け、山本化学工業が開発したのが、「シンセンサー素材」と「バイオエスペランサ素材」です。この2種類の素材を使用したウェアで、令和4年10 月14 日事務連絡の「家庭用遠赤外線血行促進用衣自主基準」に基づいて臨床試験を実施しました。
その試験の概要は次のとおりです。

●被験者の保護や評価データの信頼性を担保するために「倫理委員会を設置」。
●専門医の関与の下で試験を実施し、測定値の信頼性等を担保。
●「被験者は一般公募」で募集し、年齢、性別などに偏りがない人数で実施。
●定められた測定器、測定方法で実施。
●規定された赤外線放射特性を持つ「加工品」と「未加工品」を使用。
●「加工品」と「未加工品」は同一の日に継続して実施。


その結果、以下の血流量の変化が確認できました。


臨床試験の結果「血流の変化」

 『家庭用遠赤外線血行促進用衣』の基準では、遠赤外線加工をしていない対照試料と比較して、血流量の差異が「5%以上」と決められています。臨床試験の結果、「シンセンサー素材」は基準の4.4倍の22.2%、そして「バイオエスペランサ素材」では基準の約7.3 倍となる36.4%の血行促進が見込まれるという結果を得ました。
 また基準では、120 分間着用の推移で血流量の差異が5%以上を求められていますが、どちらの素材も、たった20分間でそれ以上の差異を実現しています。

考察

 臨床試験の結果により、対照品との血流量の対比において、2つの素材共に差がみられ、遠赤外線により十分な血流量の増加も確認されたことから、血行促進 疲労回復 筋肉のコリの緩和 冷えの緩和 だるさの癒し 腰痛・ひざの痛み・筋肉の痛みをやわらげる 効果を得られることが 証明されました。



山本化学工業株式会社