ウェットスーツはアウトドアで使用されるものです。 1961年以来、YAMAMOTOは、人と地球のため、耐候性に優れた高品質な素材づくりにこだわってきました。
ウェットスーツに求められる主要な機能は何でしょうか?第一に、あなたの命を冷たい水から守る「保温性」、 第二にあなたが快適に過ごせるようにする「柔軟性」です。アウトドアの過酷な環境において、これらの重要な機能を長く保つ性能、それが「耐候性」です。
ウェットスーツは1回きりの使い捨て商品ではありません。新品の時にどんなに温かくて柔軟なウェットスーツでも、使用に伴って必ず劣化していきます。ここで重要なのは、素材の品質によって劣化の速度が異なる ということです。経時変化による性能の劣化を図式化した下の曲線をご覧ください。
A. 初期の性能が高く、且つその性能が長持ちする。ヤマモトは常にこの青の素材を目指しています。
B. 初期の性能は高いが、急速に劣化する。
C. 初期の性能は高くないが、劣化速度はおだやか。
それでは、どうすればAを選ぶことができるのでしょうか?残念ながら、劣化については、企業の広告からも試着室の中でも知ることはできません。また、ウェットスーツの劣化は、実際の使用環境や取り扱いによっても変わります。現実的な方法の一つは、身近にいる経験豊富な人 に尋ねてみることでしょう。彼らはあなたと同じような環境で製品を使用している上、色々な製品を長年使用しているので、有用なアドバイスを得られるかもしれません。
YAMAMOTOの素材はすべて耐候性に優れたアウトドア仕様になっていますが、不適切な取り扱いは劣化を早めるおそれがあります。製品を長持ちさせるためのヒントをいくつか紹介します:
1.ウェットスーツは着脱の際にダメージを受けやすいです。指で素材を引っ張ったり、つまんだりせず、できるだけやさしく扱ってください。素材へのストレスを軽減するため、水中で着脱することも一つの方法です。
2.使用後は真水でやさしくすすぎ、風通しの良い日陰で十分に乾燥させてください。塩素、海水、直射日光、高温は素材を劣化させます。
3.保管の際は、ウェットスーツを薄いハンガーに吊るしたままにしないでください。ビデオにあるように、長時間のストレッチは劣化を早め、特にショルダーパネル周辺にひび割れを起こす可能性があります。幅の広いハンガーを使用するか、肩の部分が薄い素材でできている場合は、ウェットスーツを腰の部分から吊るすか折りたたんで保管してください。折りたたむ場合は、その箇所にクッション材を挟むことで、修復不能な凹みやしわを防ぐことができます。
長持ちする製品に投資し、適切なケアをすることで、素敵な海の体験を長く楽しめます。仮に製品価格が多少高価だとしても、安物を何度も買い替えることを思えば、それは結果的には経済的で、かつ環境にも優しい選択 と言えます。私たちは長持ちする素材づくりを通して、人々が安全かつ持続的にそれぞれの「青」を楽しめる世界を創っていきます。