2001年 5月
光エネルギーとの出会い。
「バイオラバー」一般販売開始
「バイオラバー」とは、電源を使用せず赤外線を放射する素材。パープルがイメージカラーとして定番化していますが、当初はエメラルドグリーンでした。
また、「♪バイオ、バイオ、バイオラバー」と連呼するCMで関西ローカルならではのコマーシャルとして話題をよぶこともありました。
2002年 5月
「バイオラバーネテルマーニー」 販売開始
2002年 6月
W杯で躍動したバットマン。
サッカー日本代表・宮本恒靖選手のフェイスガード素材に採用。
2002年日韓W杯に日本代表の主将として出場した宮本恒靖選手が、大会直前の練習で鼻骨骨折をしました。ディフェンスを統率していた宮本選手を欠くことは日本代表にとっては非常に痛手でもあったので、当社素材を使用して急遽作られたフェースガードを着用することで出場を決めました。
ベージュ色の素材であったのを宮本選手がマジックで黒く塗ったことで、「バットマン」として海外メディアの注目を集めることとなりました。
ケガをおして試合に出続けた宮本選手の活躍もあり、日本代表はベスト16まで躍進しました。
日本サッカーミュージアムにて常設展示
2002年 7月
「バイオラバーマット」 販売開始
2003年 7月
ハリウッド映画へ進出。
映画「トゥームレイダー2」のコスチュームに採用
人気アクション映画「トゥームレイダー」の2作目で、主演のアンジェリーナ・ジョリーさんが演じるララ・クロフトが着用するシルバーのボディースーツに山本化学工業の素材「S.C.Sメタル」が採用されました。
劇中ではジェットスキーや海の中、洞窟のシーンなどでこのボディースーツをアンジェリーナ・ジョリーさんが着用されたことや、映画のトップイメージとして使用されたこともあり、一般の人にシルバーのウェットスーツがあるということの認知度が上がりました。
2003年 9月
「バイオラバーベスト」 販売開始
2003年 11月
ウエットスーツ用素材「S.M.S.(スーパーマジックスキン)」販売開発
2004年 4月
「バイオラバーベルト」 販売開始
2005年 5月
ASCO(米国臨床腫瘍学会)1回目の発表(バイオラバー)
2005年 6月
本物のバットマンも。
「バットマン ビギンズ」のコスチュームに素材採用
バットマンの実写映画としては5作目ではあるが、ダークナイトトリロジーの3部作としては1作目にあたる作品。従来のバットマンよりも暗めの世界観で作られた本作品は、アカデミー賞の撮影賞にノミネート。
CGを抑えられた映像の中、山本化学工業の素材を使用したコスチュームが他にはない怪しい光の反射具合が、その映像を引き立てています。
2005年 8月
高機能複合素材「S.M.S.+S.C.S.」開発
2006年 3月
S.C.S.ブルー、レッド、パープルを開発し、バリエーションが増える
S.C.Sでカラー展開が可能となり、これまでウェットスーツ素材に繊維を貼り付けて色のバリエーションを増やしていたところ、水を含み重くなる繊維を使用せずにカラーによるデザインパターンを増やすことが可能となりました。
2006年 8月
競泳用高速水着素材「S.C.S.ファブリック」開発
2006年 10月
「S.C.S.ファブリック」素材がトライアスロン、オープンウォータースイミング公式試合水着素材の認定取得
日本臨床眼科学会発表(バイオラバー)
2007年 2月
ASCO(米国臨床腫瘍学会)2回目の発表(バイオラバー)
2007年 9月
日本ロービジョン学会発表(バイオラバー)
2007年 10月
日本臨床眼科学会発表(バイオラバー)
「S.C.S.ファブリック」素材使用水着(ブルーセブンティ社)が公式競泳用水着としてFINA(国際水泳連盟)の許可取得
従来の競泳用水着の摩擦抵抗係数が、1.8cdfに対して、新開発した「S.C.S.ファブリック」素材は0.021cdfに抵抗力を抑えることが可能となり、人間が滑らかに水の中を泳ぐことができるようになりました。
2008年 8月
競泳水着の高速化が始まる。
北京五輪にて「S.C.S.ファブリック」使用水着を着用した選手が続々と登場
北京五輪前の春頃より高速水着騒動が世界中で広がり、テレビ、新聞、雑誌の主要各社のメディアで連日とりあげられ、大会では100名以上の選手が「S.C.S.ファブリック」使用水着を着用して出場しました。
当時、毎日のように山本富造社長にはメディアの取材が入っていました。
2008年 9月
マスターズ75歳区分の山本新吾選手が
「S.C.S.ファブリック」使用水着で2つの世界新記録を樹立
2008年 10月
アメコミヒーローとの遭遇。
アイアンマンと新素材との共同記者発表を実施
上映宣伝予定であった映画「アイアンマン」のヒーローが闘う社長であることと、当時高速水着で世間で連日メディアで注目を浴びていた山本富造社長が重なっているということで、山本化学工業の最新水着素材「バイオラバースイム」の記者発表と共同で行うことになりました。
注)バイオラバー素材とバイオラバースイム素材は全く異なるものです。
2009年 1月
たこ焼きラバーの誕生。
新競泳用水着素材「バイオラバースイム マークⅡ」開発
山本化学工業の水着素材は大阪発ということもあり、めざましテレビ(フジテレビ)の取材で、実際のたこ焼き器と水色に塗られたピンポン玉が用意され、それを使って素材の機能である親水性をたこ焼き器(素材)とたこ焼き(水分子)で説明され、通称「たこ焼きラバー」と呼ばれたことを発端に、他のメディアでも呼ばれることとなりました。
2009年 7月
ローマにて世界水泳選手権大会開催され、世界新記録が最多の43競技で樹立され、
その新記録の大半が「バイオラバースイム マークⅡ」使用水着で、
素材の高い評価を受けました。
泳げない人を泳げるように。
泳げない人のための水泳上達の浮力ツール「およげるーの アドバンテージ」開発
同年の競泳用水着素材の結果や多くの報道を受けて、「およげるーの アドバンテージ」もかなづちの救世主として話題を呼びました。
記者発表翌日朝にはYahoo!ニュースのトップニュース(6月16日付)としてYahooのトップページに画像と一緒に紹介されました。
2009年 12月
宇宙最強の力が欲しくてヒールへ転身。
「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」で採用
ウルトラ兄弟ら光の国のウルトラマンたちと、悪のウルトラ戦士であるウルトラマンベリアルが率いる100体以上もの怪獣軍団との大決戦を描いた映画。シリーズ初のウルトラの星出身の悪のウルトラマンであるウルトラマンリベアルのカッコよくてマットブラックの質感で悪のカリスマのサポートしました。