お知らせ

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トライアスロン用ウェットスーツ新素材・競泳用水着新素材
記者発表

2014年5月14日


会見の様子

2014年5月14日、大阪ホテル日航にて「トライアスロン用ウェットスーツ新素材・競泳用水着新素材」の記者発表を実施しました。
当日はその新素材を採用するウェットスーツメーカーのナチュラルエナジー様と水着メーカーのマーリン様と共同で実施し、また、そのウェットスーツを着用して、トライアスロンに参戦され、障害者=健常者を目指す「ミラクル プロジェクト」を実行する副島正純選手からもお話しをさせて頂きました。

今回発表しましたのは、世界一のシェアを誇るトライアスロン用ウェットスーツ素材と世界一摩擦抵抗係数の低い競泳用水着素材を大幅に改良したことについて発表しました。

(1)トライアスロン

トライアスロン用ウェットスーツ素材では、新しく水流を整え抵抗値を低減する素材の開発に成功しました。また、逆に水流抵抗を大幅に高め、内腕での水のかき出し効果を高める素材開発も同時に成功致しました。これらの新素材によりトライアスロン用ウェットスーツは、より飛躍的にパフォーマンスを高める事が出来ます。

ウェットスーツ新素材

@ラバー素材の根本的な見直し!39番ラバーから40番ラバーへの新素材へ!
従来は型式番号39番がトライアスロン用ウェットスーツ素材として市場に供給を致しており、この39番ラバーは世界のどこの素材よりも見掛比重(浮力)が35%以上軽いのが特徴でした。

この浮力値をそのままに、筋肉にかかるストレス(引張り応力)を根本的に見直し、これ迄の39番ラバーよりも20%以上筋肉にかかるストレスを軽減出来る新素材型式番号40番を開発致しました。
 


A表面素材の形状の違いに着目!スムーススキンからインテリジェントスキンへ!
これ迄ウェットスーツの表面はスムーススキン(フラットなゴム形状)が主流でしたが、100件を超える試作品を作り、それらの中で水中で水の流れの乱れを抑制する表面形状を研究しました。


その中より数点が水流抵抗軽減が出来る事が判明しました。抵抗値は従来品よりも、最大で30%もの改善が見られております。
◆戦闘機の翼状の形状の新素材は、60度以下の方向に水を流すことが可能
◆ハニカム形状の新素材は、60度の方向に均等に水を流すことが可能
◆逆翼状の形状の新素材は、内腕に使用し水の抵抗を部分的に大きくすることが可能

上記の新素材をいち早く採用し、ウェットスーツメーカーの有限会社ナチュラルエナジーより近日中に販売を開始します。
 


 

(2)競泳

競泳用水着は、弊社では2008年の北京五輪より独自技術で、表面を親水性(摩擦抵抗係数0.021cdf)にすることにより、水との摩擦抵抗係数を最小限にし、(国際水泳連盟公認)この素材を5年間世界に供給して参りました。そして水着とアスリートの皮膚との競技中の抵抗(ストレス)は大き過ぎないのか?という部分に着目致しました。
最近の撥水性加工の水着の裏側(皮膚側)の摩擦抵抗係数は約2.0〜2.5cdfで人体の皮膚の摩擦抵抗係数も2.0cdfで大きなストレスが水着と皮膚との間いある事が判明。このストレスを最大限減少させる事で、速さの大幅改善、筋肉の疲労を軽減し、新しいハイパフォーマンス競泳用水着が完成致しました。
新水着素材の表面摩擦抵抗係数は下記の通りです。


競泳用水着新素材

@新競泳用水着表面と水との摩擦抵抗係数は「0.021cdf」!
氷の表面に迫る超低抵抗を実現!
水中に飛び込んだ瞬間に水着の表面に水分子単位の水膜を水着表面に施し、摩擦抵抗係数は0.021cdfとなります。因みに撥水性水着の摩擦抵抗係数は「1.8cdf」で、85分の1となります。

A新競泳用水着内側の皮膚との摩擦抵抗係数は「0.08cdf」!
従来の撥水性加工水着の摩擦抵抗係数の25分の1以下にまで低減。
この大幅改善により競泳中のアスリートの皮膚と筋肉へのストレスは飛躍的に軽減が出来る「夢の水着素材」が完成致しました。

上記の新素材をいち早く採用して競泳用水着メーカー「マーリン」より販売予定です。
 


左より 山本富造(山本化学工業 代表取締役社長)、パラトライアスロン選手 副島正純、長田達也(ナチュラルエナジー CEO)
私共は、これらの新素材と新ウェットスーツ、新水着を持って東京五輪に向けてアスリートをサポートして行きたいと存じます。